こんにちはー! まほです!
【前回までのあらすじ】
建売の植栽を、1度ぜんぶ引っこ抜いて、やり直すことを決めたまほ。
行きつけのオシャレ花屋さんにオシャレガーデンショップを紹介していただき、その圧倒的オシャレ力に感服し、「ここにお願いしよう」と決心した。
ーーただし予算は10万円だ!
10万円で、果たしてどこまでできるのか?!
さて! それでは今回は、
ガーデンショップへのまほの依頼内容
それに対するガーデンショップの返答
の2つを比べながら、
実際に体験してわかった、「お庭の植物を選ぶコツ」についてお話ししていきます。
……あれ?
前回、次は、仁義なき植物ドラフト会議とか、実際に採用したシルバーリーフの植物について話すとか言ってなかった?
次こそは有益な記事になるはず、とかって……
…………お気づきですか…………
じ、実は、今回も書いていたら長くなってしまって……!!
※なお、お忙しい方は目次から【まとめ】の黄色いところを読んでいただけると大体わかるようになっています!
実際に選んだ植物の紹介は次回になります!!!(すみません!!!)
……前回もサワラのくだりとかやってたから長くなったのでは……?!
(友情出演)
呼んだ?
ただ、今回は自分で言うのもなんですが、これからお庭の植物を選ぼうという方にとってはかなり有益なはずです!!
こ、今回は、前回より有益なはずだから!! トラストミー!!
有益性 ←★★★★☆→ エンタメ性
それでは……その一部始終を刮目せよ! (マネーの虎)
まほほほほ!
ガーデンショップへの依頼内容
まず、今回うちがお願いしたことをまとめていきます!
要望①予算について
予算については、以下のようにお願いしました。
「10万円でお庭をなんとかしたいです」
「でも、値切る気は全然ありません! 10万円だと出来るのはここまでです、というのを、正当な範囲で提案してください! もし、予算は超えるけど、こっちのほうがオススメですよっていうのがあれば、それも教えてください」
これを最初に伝えたのは大正解でした!
注文住宅に慣れてしまうと、「予算なんてもはや超えて当然、あってなきがごとし」。ハウスメーカー側もそういうつもりでいると思います。とくに外構の予算なんて、最初は低く見積りがちなだけに、何百万円も予算を超えるのも普通。
でもね、
あのね、
一般の業者さんってね、
予算を伝えたら、守ってくれようとするんですよ……!!
…………なん……だと……?!
これには本当に感動しましたっ!
※詳しくは後述していきます
要望②見た目や特性について
□シンボルツリーはオリーブ希望
(オリーブは乾燥に強い=水やり頻度が少ないしそこまで成長が早くない、見た目もよき。常緑樹なので落ち葉の掃除もいらない)
□その他の植物はシルバーリーフで揃えたい
センスが素晴らしいのでぜひ全面的におまかせしたい!
ただ……
□病気に強いもの
□あまり虫がつかないもの
□水やり頻度が少なくていい、乾燥に強いもの
□成長スピードが早くないもの(剪定とかあまりやらなさそうだから)
□植物によって水やり頻度が違うと困るので、同じような水やり頻度のもの
□日射を遮りたくないし、低木はそれほど高さがないもの
がいい!
コンセプトは、ズボラ&洋風おしゃれなシルバーグリーン!
……改めて見てみると、けっこうわがままでは?
まかせるとか言っておいて注文が多い……
これを10万円でって、なかなかの面倒な客。
ウッッッ
なんだか、話してるうちにどんどん要望が口から出てきてしまって……!!
ガーデンショップの返答
とりあえず、お店の方と、まほ宅で1度、打ち合わせすることに。
実際にお庭を見てもらい、提案をいただきました。
さて、果たしてお店の返答は……?!
ここからの神提案っぷり!ご覧下さい!
シンボルツリーについて
□シンボルツリーはオリーブ
オリーブはシルバーグリーンとの相性もよく、乾燥にも強いので確かにおすすめ!
Qサイズはどうしますか?
サイズ……???
今回、人件費とか処分費用を別にしたら、シンボルツリーが1番高い。
基本的に植物は背が高いほど値段もあがる。
安くおさえたいのなら、はじめはやや背の低めの木を植えるのがおすすめ。
ただ、赤ちゃんや幼児に抵抗力がないように、背が低い幼い木は、うまく地面に定着しなかったり、こまめな水やりを必要としたりすることも。
だから、ある程度の大きさは必要。
また、ここで○cmと決めても、うまくそのサイズが市場に出るとは限らないので、ある程度、金額とサイズに幅をもたせて任せてほしい。
すごい……!! 安くおさえようと気遣ってくださってる!
そしてたとえがわかりやすい!!!
オリーブにも種類があるので、いいものを選んで見ておきます!
参考までに、好きな枝ぶりを教えてください。→iPadで検索
→結局、
□120~150cmくらい
□金額的には2.5万円以下
でオリーブを探していただくことに。
枝ぶりはその場でiPadで検索して、こんな感じの〜と説明しました!
【まとめ】シンボルツリーを選ぶコツ
□成長が早すぎないもの(シマトネリコは成長が早い、ユーカリはもっと早い)
□乾燥に強いものだと水やりが多少サボれてよい(植えた直後はこまめな水やりが必要)
□常緑樹だと美しいだけでなく、落ち葉の掃除をしなくてよい
□シンボルツリーは普通、植栽の中でもっとも高額になる。最初はやや小さめのものを植えた方が減額できる
□とはいえ小さすぎると上手く定着しなかったり、水やりをこまめにしてあげないといけなくなるのである程度のサイズは必要
□好みの樹形を伝えることも大切
その他の植物について
□植物によって水やり頻度が違うと困るので、同じような水やり頻度のものでお願いしたい
それはもちろん! ただ、以下については……
□病気に強いもの
□あまり虫がつかないもの
□水やり頻度が少なくていい、乾燥に強いもの
□成長スピードが早くないもの(剪定とかあまりやらなさそうだから)
病気や虫に強く、乾燥にも強い植物はある。
ただ、そういう生命力の強い植物は、成長スピードも早い。
生命力が強いのに成長が遅い木、なんて都合のいいものは、基本的にはない。
た、た、たしかにーーーーーー!!!!
盲点! そしてなんという説得力……!!
さらにショップの神提案はつづきます。
剪定はせいぜい1シーズン1回、水やりの方が頻度は高い。
ここは、あきらめて剪定はすることにして、生命力のある木を選びましょう!
す、すごい、説得力しかない……!!
もし剪定が不安&面倒なら、1シーズン1回ペースでおうかがいしますよ
(1回1.5万円)
くっ、すごい、商売上手ゥゥゥ!!
□その他の植物はシルバーリーフで揃えたい
本当にシルバーリーフのみにしてしまうと、変化がなくてつまらない庭に。
シルバーリーフをベースに、普通のグリーンや、ブラウンの植物も入れたら、かわいいだけでなく、かっこいい庭になるし、高級感もでる。
また、今ある植物を一部残すことで減額にもなる。
……天才か……?
あれ、でも前回サブタイトルに「建売りの植栽ぜんぶ抜く」って……
ま、まぁ大体抜いてるんで!!
ほ、ほら東京●ィズニーランドとか東京●イツ村とかも、大体東京ってことだから、ま、、まぁそんな感じで!! まほほほほ!!!
□日射を遮りたくないし、低木はそれほど高さがないものがいい
カラーだけでなく、高さにも変化をもたせるとやはりかっこいい印象になり高級感が出ます。高さに変化をだすことで、奥行きが感じられ、広く見える効果もある。全て低木というのにこだわることはないかも。
……すごい……うん、お任せします……!!!
その他、シルバーリーフと1口にいってもお好みもあるでしょうから、次回までに植物の提案をまとめてメールします。見ておいてください。
……こうして今回の打ち合わせが終わったのでした。
そしてメールが送られてくるまでの間、私自身もシルバーリーフを調べることに!
なお、この頃、Twitterずっ友のかなぴさん @Kanapi_House もちょうど外構植物について調べており、よいシルバーリーフについて紹介していただきました!
こちらのサイトがとても参考になりましたよ!
【まとめ】シンボルツリー以外の植物を選ぶコツ
□虫や病気に強く、乾燥にも強い、生命力のある木は成長も早いので、「水やりや虫の手間」と「剪定の手間」は二者択一。生命力重視で、ちゃんと剪定してあげるのがおすすめ
※虫対策や剪定については後日ブログでそれぞれ特集記事を書く予定です
□剪定は面倒くさければ業者に頼む!
□シルバーリーフが好きでも、それ以外を混ぜることでより高級感が出る
□植物の高さに変化を出すと、奥行きが感じられ広く見える
□シルバーリーフについてはこちらのサイトがとても参考になります
さて、というわけで今回は、ガーデンショップのアドバイスからお庭の植物を選ぶコツについて、でした!
ガーデンショップの提案力がすごい。プロってすごい
今回はここまで!
次回は、実際に植える植物を決める、仁義なきドラフト会議が開かれることに!
震えて待て!!
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